人を恋うる歌 2009年3月6日

人を恋うる歌    与謝野鉄幹
妻をめとらば才たけてみめ美わしく情ある
友をえらばば書を読みて六分の侠気 四分の熱
恋の命をたずぬれば名を惜しむかな男ゆえ
友のなさけをたずぬれば義のあるところ火をも踏む

(略)
この詩を知ったのは中学の便覧か何かに載っていたからだと思う。
授業中はヒマだったから、よく読んでた。
有名な詩なので今更だけど、少なくともこういう風に生きたい、
と僕に影響を与えたのは確か。
書を読んで思索する人間であること、義を重んじる人間であること、
理想のために情熱を燃やす人間であること。
恋よりも名誉を選ぶかは分からないけれど、
正しいと信ずることのために危地へ飛び込む勇気を持つ人間でありたい。