Deep Sea 2009年11月08日

月初めから今日にかけて個人的にショックなことがありました。
はぁ〜。落ち込むなぁ。

人と関わることで傷つくなら、いっそ切り捨ててしまいたいね。

自分でも子供みたいなバカなことを言っているのは分かっているけど、
ココロのありようだけは変えられないし、感じられなくもなりたくない。
ただ、耐えるか乗り越えるかだけの強さが欲しいさ。


↓G
深海。

気圧換算でどれくらいだかわからないけれど
確実に生きているものはいるわけで。

そんな生き物は、尊敬するくらいすごいと思う。

誰でも深い場所、低い所はマイナスイメージだけど
誰が決めたの!?

Kの状況がわからないから下手なことは言えないけど

落ちた場所でゆっくりしてくるのもまた一興。

今、自分もそんな感じです☆


N
人生良いこともあれば悪いこともありますが、TOTAL的に考えると誰もかれも運は同じだけ持ってるんじゃない??と、会社の人が言っていました。つまり

宝くじの一等があたったら、それ以降いいことが無いような気がしてならない

……と

悪いことがあったり気分が落ち込んだ時には掃除してます
風水的には掃除をすると運気が良くなるらしいので。
まぁ運気はどーであれ、気分がスッキリするのは確かですよ

あとは他人に愚痴るとか…


Y
「月初めから今日にかけて」って、随分と長いショック体験だね

落ち込むだけ落ち込んだ人にしか得られない強さが、
この世の中には在るって、私は信じてます


k
>> W
むー、優しいなぁ。目から汗が出そうですよ
心の深海も、すごい圧力なんだろうか。

暗い中、わずかな光しか射さなくても、
そこだからこそ見いだせるものがあるかもしれないね。
確かに、別に明るくてふわふわしたところだけが良いなんてこともないはず
こんなとき自分は単純なのでもがくか忍耐するかしかできないのだけど、
他の道もあるのかな−。

Wには一生勝てないなーと思うところがたくさんあるけれど、
その繊細さにはいつも学ばせてもらってます。


k
>>Nさん
それ、悪いことがあったときにはこれからいいことがあるって喜べそうですね
掃除や洗濯なんかの身の回りのことで気を紛らわすのはいいですねぇ。
部屋もきれいすっきりになるし、気持ちを入れ替えられるかも
早速実行して、スッキリしようと思います(笑)

k
>>Y
いや、一度引きずると長いんですよ(苦笑)
内側に溜め込んでしまうので…

悩んだ分だけ強くなれるっていうからねこれで少しは大人になれるかしら


R。
コメントしようか迷いましたが
言葉にするのは難しいし、言葉にすると陳腐になってしまうけど、時間が解決するとか、成長につながるとかありきたりなもんにいつの間にか変わりますよね。
傷もしこりも残るけど、生きてるうちに増えていくものだし。それが普通。
逆に何も感じずにいるほうが難しいから。今が耐えどきなんでしょうね!
深海に自分一人とだけは思わないように

k
>>Rさん
こんなとき、心配してくれる人がいるって素敵なことですね☆
ほんとにありがたい…。
ちっぽけなことで悩んでいるって分かっていても、
自己嫌悪がやめられないのは人の性なんでしょうかねぇ。
どうすれば正しいのかも分からないですが、とりあえず自分を信じてみようと思います。

草食Kei 2009年11月08日

自分を振り返ってみると、草食系にあてはまる部分が多いかも。
まぁ、「草食系」の定義もあいまいだが、
・恋愛はには積極的でない
・傷つくのも傷つけるのも嫌い
・対等な関係と協調性を重んじる
といったところ。
半数以上の男が自分を草食系だと考えているようなので、
それもそれですごいなぁとは思うけれど、
女性こそ男性を見た目ではなく、内面で判断して欲しいと思うなぁ。

ふと話がメイクの話題になり、「最近つけ睫毛だよね〜」と言ったら、
「なんで分かるんですか!?」と驚かれた。
いや、普通分かるよね???明らかに。

でも一緒に話していた女の子が「私気づかなかった!」と言っていたから、
もしかするとそうでもないのかも・・・

メイクで思い出したが、男にはほとんど、
というか全くといっていいほど縁のない生理、
女同士であれば普通に分かるものなのだろうか。
自分的にはふだんから身近にいる女性であれば、
よく観察していれば生理中なのか分かる気がする。(と思う・・・)

とはいっても、男は99%(は言い過ぎかもしれないが)そんなことを考えないし、
そんなことがあるとは自分のパートナーのことでなければ
意識すらしないだろう。

生理中には女性が体調的にも精神面的にも不安定なはずだが、
ほとんど周りにそれを感じさせないのはすごいと思う。



N
ぶっちゃけ草食だろうが肉食だろうがどうでも良い気がしますけどね。いつからこんな単語が流行り始めたのか…。

自分の場合人間観察をほとんどしないので、髪型が変わっても気付きませんし、あの人は今日顔色が悪いとか元気がないとか不機嫌だとかも言われないと気付かないですしね〜。(っていうか、言われても分らない…。)恋愛とかそーゆー以前に他人に興味が無さ過ぎなような…

k
どうやら2006年からのようですが…自分もあまり好きではないですね
まぁ、バブル前後に十代だった人たち(今の30代中ごろ?)を境に、
男子像に変化が見られるのは確かなようです。

変わったといっても別に人が気にして欲しい!とかでなければ
気づいてもしょうがないですし、逆にそっちの方がおおらかにいける気がします
最初は興味が無くても恋愛に発展することはありますし、
ひとの性格の良いところを見つけて自分のモノにするのも有りだと思いますよ

Y
付け睫毛は、判るね。 ←キッパリ。

人を傷付ける事で自分が傷付く事って在るじゃない?
あれが一番ツライ気がするな。

女の子は常に化粧して、仮面を1枚被ってるからね。
その分強いところも在るのかもね。
或る意味、自衛の為の武装なのかもね。

……って。

あぁっっ!私も女だった!!笑

R。
どっちつかずな場合は雑食になるんでしょうか
大体血液型もそうだけど、僅かなカテゴリー分けでは判断付かないこともありますよね

ちなみに私は生理中周りに周期バレバレなくらい体調ワロシ


k0
>> Y
こういうことですね

Yは常に化粧して、仮面を1枚被ってるからね。
その分強いところも在るのかもね。
或る意味、自衛の為の武装なのかもね。

ん、ぴったりさすがY、でもちょっと嫌な子な感じ??笑
いやぁ、俺よくやりがちですわ。

k
>>Rさん
みたいですね〜。雑食ってどんな感じだろ??
女によって使い分け、みたいな?
ステレオタイプがあった方が分かりやすいっていうのはありますが、
でも人間、それだけじゃ量れないものがありますよね。

俺には生理痛とか生理が重いとか想像できません
重い子はとても重いようですが、器官や機能そのものが男にはありませんからねぇ。
鉄分とかが一気になくなったら、きっとつらいんでしょうね。

もやふや 2009年10月25日

研究室での僕のグループは後輩が6人いるが、
なんとそのうち3人が女性という驚異的な男女比となっている。
(ちなみにうちは電子系の研究室で、機械、情報、電子、物理といった
ちょっとあっち系の学科の男女比は約9:1である。
建築、化学、生物になるとやや高くなり、7:3ぐらいになる)
この半分という比率がいかに驚異的かお分かりだろうか。

個人プレーが大好きな自分としては
後輩の面倒を見るというのさえかなりな負担であったのだが、
その上(思考様式が全然違う)女の子たちの指導も加わるということで、
最初はだいぶとまどいました。
…高校・大学と女性には縁遠い生活を送ってきたからなぁ(?)

男性の場合は乱暴に言ってしまえば上下がはっきりしているので、
やるべき目的と、理屈で筋が通っていれば自分で役割に適応していく。
適宜必要に応じてやって見せるか、やり方を教えて、
後は緊張感を落とさないことだけ注意して任せます。

女性の場合は一人一人に合わせた理解と納得が大事なようだ。
男と同じように、「これをやって」と言って任せる場合、
間違えると本当にただ作業をこなすだけになって終わる可能性がある。
基本的に真面目で忍耐強い子が多いので、
作業を続けるから結果は出るんだけれど、
うまく行かない場合はまったくうまく行かずに、はまってしまう。
(こういう言い方になるのは男視点から見てるからなので、許して下さい)

僕が今の時点でこうじゃないかな、と薄々感じていることは、
その子に僕が何をして欲しいのかをはっきり伝える、ということ。

これは読んでくれている女の方には分かりそうだけど、
あえて説明すると、
・これ(実験)が僕にとってどういう意味を持っているのか
・これをあなた(女の子)がやってくれることでどう僕が助かるのか
・これをすることで、自分(女の子)にとってどう役立つのか
を、きちっと話し合うことが大事な感じ。

こちらは逆に女の方には分かりづらいかもしれないが、
研究について話すとき、僕は「研究室の先輩」「グループのリーダー」
といった役割になって話をしている。
Kという個人は、その役割に付属する特色みたいなもので、
誰がこの立場になったとしても後輩(♂)は従うだろう。
自分に合う先輩だったらラッキーというだけで、
基本的には先輩がその役割に相応する働きをしさえすれば下に付くのは吝かでない。

一方で女の社会では「関係性」こそが重要視されるのだと思う。
上の例でいうならば、女性の場合、
「研究室の先輩」「グループのリーダー」などは一種の形式であって、
接する場合の礼儀や言葉遣いなどをどうするかといった意味しか持たないのだろう。
そんな時にこういった「役割」からしゃべられると、
その奥にある人の顔が見えないといった事態に陥るのだと思う。

不思議なものだが、男社会では個はできるだけ消される方向に動くのに対し、
女社会では個性こそがグループを形作る原動力なのだ。

この前マイミクのYと話したことだが、だからこそ部活の顧問が
変わっただけで、「もう部活を続けられません!!」という子がでたりするのかな。
(彼女の高校は女子校である)


これまでの時代は、女性が社会に進出するためには、
この男社会の考え方を身につけ、それに合わせてやっていくしかなかった。
しかしこれから、女性が女性らしく社会で働ける時代がもうすぐそこに来ている。
時代は間違いなくその方向に動いているし、
それに合わせられないものは廃れて滅びていくだろう。

僕は男性社会のあり方から脱却することは基本的にもうできないだろうが、
時代に取り残されないように学びながらダブルスタンダードを保っていきたいものだ。
はっきり言って男にとって女は永遠に謎(笑)であるが、
これからもマイミクの皆様には教えを請いたいものです。



N
(笑)
私も若干自分が謎な時があるよ

k
えっと…Nの自意識は男なんですか
ま、要は、女は常に謎だと。

Y
そーだよ。
顧問が変わったら、その部活なんて続けられないよ。笑

でもこのケースに関しては、
「教師」と「生徒」だから、って云う理由もあると想う。
なんだかんだ云って、顧問教師の方針によって部活のレヴェルが変わるから。
顧問の方針に沿って、表現する・させられるのが部活だから。

気持ちとしては、
「今と同じレヴェルの音楽が創れなくなるなら、辞めます!」、
「部全体の音楽性が変わるなんて受け入れられません!」、に近いカモ。



……でもさ、男も充分謎ぢゃん!!



N
どちらかというと、自分は男思考に近いのかなぁと思うことはよくあります。
同じ空間に自分とはまったく正反対のお嬢様系がいる方が、ムサイ男性陣といるよりも気を使いますね。

何考えてるかわかんねぇぇぇぇぇぇみたいな。

ニコッとタウンでだれも知り合いがいない状況でブログを書いていますが、男性からのコメントが多いですし。
なんかこう……

女性特有の繊細さよりも

男性ちっくなたくましさ??

が日記に表れているのではないかと予測しておりますが


k
>>Y
なるほどねぇ。それじゃ上司と部下でもおんなじかもね。
そういう意味では自分も中間管理職なのですが…(笑)

もちろん男でもそういった影響はあるけれど、
やってることが楽しいのであればそれで辞めたり受け容れられないとかはないなぁ。
あるとすれば反発して従わないだけ。

男は欲望と野望と面子でできているのさ!ほら、簡単でしょ


k
>>のすけさん
男思考…かどうかは分かりませんが、
お嬢様的な人の前では男に限らず大抵の人が身構えてしまうんじゃないでしょうか笑
似たようなテンションや雰囲気を持つ人であれば話しかけやすいですよね。
ちなみに僕は初対面の人は誰でも身構えてしまいますが(←当たり前)

Nさんの語り口はちょっぴりワイルドというか、
サバサバしてる感じもあるように感じますが、内容は女性的ですからねぇ。
どうなんでしょう??
男女限らず、興味あるものならコメントされそう。
男性的にコメントしやすい話題なのかもしれませんね。


Y
簡単だ!いとも簡単だ!笑

芸術・芸能のセカイでは、
「男性は女性っぽく、女性は男っぽい」
というのが通論なんですが、
私は今までその本質を解っていなかった様です。

……この日記やkのレスをみると納得!
勉強しちゃったぜ


N
私は自分が人として謎な気がする

k
>>Y
「男性は女性っぽく、女性は男っぽい」…
そうなのかなー、そうなのかもね。
必要とされているものが情緒と強い個性だからなのかな?

なんか勉強されちゃったぜ!

k
>>N
そんなことないよNは自由人なだけ(笑)
きっと周りに流されないで生きてきた証拠だよ。
考えないでふわふわしてると、分かりやすいつまらない人間になってしまいます


R。
難しいですね
私は男性社会の業種で女性目線を持って働いていますが、上下関係は元々体育会系だから、いくら年上でも後から入れば後輩。
そういった意味では男性は女性に使われることを嫌いますよね。歳に関係なく。
思考の問題っていうか、性格の問題ですかね〜?
お互いの。

あれ?私だからかな

k
>>Rさん
コメントありがとうございます

僕も聞いてみたいのですが、逆に女性の場合では、
男性の上司と女性の上司ではどちらが良いとかあるのでしょうか?
たぶん一般的な仕事であれば、別にどちらでも良い(=人によりけり)
なんじゃないかと思いますがどうなんでしょうね。

「男性は女性に使われることを嫌」う理由は人によって違って、
最も最低な理由としては女だから(上から目線で見下してるから)で、
年齢が上がるにつれて(特に三十代後半以上で)多くなりそうです。
きっと女性が思いあたる原因はこれ(のみ)で、
もしかしたら何かあるのかもしれないけどよく分からないわ!
という感じなのだと思いますがまだいくつかあります。

そのひとつが組織論的な問題で、「この人の下についていて、
ちゃんと見返りがあるんだろうか」という点です。
上にも書いた通り男は組織のために働くので、
上司がその構造とルールを理解していなければ、
“こうあらねばならない”はずの信賞必罰のポイントを外します。
男は大人になるまでにこれを嫌でも叩き込まれているのでもはや空気ですが、
これがまったく理解できない女性も何人か見たことがあります(…)
そしてもう一つの側面として女性はけっこうな場合、多少の差はあれ、
組織(男社会)の格付けの中で「例外扱い」されています。
上下社会の中で例外の下につくのは、出世に関わる場合があります。
そうでなかったとしても、その上の上司がそう見ていたり、
もしくは女性蔑視の上司だったら結果的に同じになるでしょうね。
最後の理由としては異性だから、でしょうか。
女性が男性をみる分にはたいてい大丈夫なようですが、
男の場合は単純にできているので、女性というだけで意識しちゃうんですよね。
それによって判断が惑わされたり、冷静でいられなかったり…。

たぶん、こういった要因が、人によって配分は違いますが、
混ざり合ってなんとな〜く嫌がられる方向になっているんだと思います。
だけど、これらは間違いなく男が直さなければいけない考え方なんですけどね
対策としては、この不文律を外さなければ問題ないと思いますが。
他の要因は個人的な部分が大きいですからねぇ。

あぁ…こんな長いレスで申し訳ないです


R。
> Kさん
長レスありがとうございます。
上司たるものに必要なのは懐の深さと判断力だと思うので、キレイゴトでは性別は関係ないですが、確かに性別には越えられないものはあります。
私の場合身長や力、体力が著しく影響するので差を感じざるを得ない訳です。
それは通常の業種でもある差ですよね。だから男性的に「こんなこともできない」または「女だから仕方ない」と、一番遭遇しやすい。
仕方ないから別分野で私は頑張ってますけど。
それをどう評価するかは会社しだいで私はいい会社に恵まれたので文句ないです扱いが一緒すぎて帰りが遅い
会社の理念を理解していても利益取れなかったらアウトですしね
女性上司の場合はたまたま性格の問題あったのですが、棚上げとヒステリックが武器でした。完全に数字上げてるだけでしたので、嫌でしたね。ま、男性上司にもいましたがもちろん今は居ません(ニヤリ)
やはり総合すると、性別以前に性格人格。
性別は互いのハンデくらいにしか私は今の所感じてません。っていうところが女性らしいのかな
携帯で打っているので支離滅裂乱文申し訳ありません
ディベートしたら楽しそうな話題ですね

k
そうですねこういう話題は人それぞれだと思うので、
話をするといろんな意見があって楽しそうです。
僕の考えも見方のひとつということで。

世の中には女性の比率が半分以上の職種がありますが、
そういうところではまた全然違うんでしょうねぇ。
少しずつ男女の違いがそれぞれにとっての「マイナス要素」ではなく、
調和に必要な個性として捉えられるようになってきているので、
世代があと2〜3巡するころ(60年か90年後くらい?)
にはこんな心配も過去のものになっているんじゃないでしょうか笑

文字の持つもの  2009年09月17日

Googleが全ての本を電子化しようとしていることを、
ニュースで知っている人もいるかもしれない。
この世にある全ての書籍を…と言いたいところだが、
著作権等の問題があるので、著作権切れになった本をベースに、
図書館と協力して書籍の電子化を行っているらしい。

しかし、紙でできた本を電子媒体にするというのは、
まだまだ多くの人にとって抵抗があるようだ。
利権や、著作者たちの様々な思惑などが重なって訴訟になったりもしている。

かく言う僕自身も、紙ベースの本が無くなるような事があれば不便に思うだろう。
しかし間違いなく、デジタル化された図書は一般的になる(断言)。
その時、本は過去から存在するメディアの一種として同時に存在するだろう。
並列的に存在するか、一種の貴重品になるかは分からないが…。

他にもたくさんのメリットがあるのだが、
この事に疑問を持つ人がいるのならば電子辞書を挙げたいと思う。
僕個人としてはぱらぱらとめくったり、順番に眺めることも好きだが、
電子辞書の軽さ、コンテンツの多さ、検索の引き易さから、
一気に普及して僕も便利に利用している。

もともとGoogleは、Web上に存在する有益なデータを簡単に引き出す事を目的として、
検索技術のベンチャーを始めたのが始まりだ。
創設者である彼ら2人が博士課程の学生だったこともあり、
Webの情報の他にも論文や図書をもっと手軽に利用できないかとも考えていた。
だから、創業当時から言っていたこの事業は、何としてもやり遂げるに違いない。

余談だが、電子化された本を利用する技術という意味で、
2004年頃から僕は、電子ペーパーと呼ばれる、
液晶よりもはるかに省電力なディスプレーの一種に興味を持っている。
よく知られている所で言えば、amazonkindleに使われているヤツだ。
見た目の美しさや、画面の切り替え速度などにまだまだ課題があり、
日本では今のところ流行りそうにないモノだが、
この辺りが解決されればこういったデバイスが一気に広まるだろう。
一時期は本気になってこれを研究しようかと思ったぐらいだ。


閑話休題


よく、言葉は雰囲気を共有したり、感情の共感を伴う中で使われる、
リアルタイム性を重視したコミュニケーションだと言われる。
そのため、同じ言葉を繰り返したり、韻を踏むことや音律・抑揚が大事になってくる。

逆に、文字は構成を重視し、理解や納得を重視したコミュニケーションだ。
言葉にあるような"言外の表現"がない反面、
時間や空間を超えて情報を伝えることができる。
おかげで僕は、二千年も前に誰それが言ったとされるような言葉も、
千年の時を超え、場所は極東たるこの日本で知ることも可能だ。

そのためか、よく言葉と文字は二律背反的に語られることが多い。
しかし、現代のコミュニケーションが示すように、両者は互いに影響を受けている。
例えば、ここに書いてある文字にせよ、
僕が言いたいことは何だろうそうだ、ひらめいたっ
みたいに書けばこれはもう話し言葉に近い。
TVで使われる多様な文字のインポーズもとても感覚的なものだ。
(今でも印象的に覚えているが、白の字幕でないテロップを初めて使ったのは、
フジテレビのめちゃイケだったように思う。
初めはボールドの赤で「怒。」「!」などを表示するだけだったが、
次第にその表現も多彩になっていった。)

逆に口頭で話すにしても、ディベートであったり、
裁判に使われるような会話は、理屈が優先される。
またまた余談だが、自分の話し言葉は文字に大きく影響を受けているようだ。
話し方も可能な限り抑揚がなく、理屈が通ることを念頭において
しゃべっているような気がする。

なんにせよ、紙の本でしか感じることの出来ない味わいがあるなら、
決して廃れることはないだろう。
逆に、紙の本では実現できなかった利点が生まれるなら、
新しいメディアは一気にその地位を確立できるに違いない。
ラジオ然り、TV然り、マンガ然り、だ。
そういえばTVがこれだけ普及しても、決してラジオは無くならなかった。
電子書籍も、その携帯性と扱いの容易さ、情報の検索性からいつか普及するだろう。
従来の本も、思索することが人間の力であり続ける限り無くなる事はないだろう。

情感を育てること、知性を鍛えること。
どのようなコミュニケーションでも良いが、
他者と交わることでこの二つをはぐくんでいくことが人間にとって必要だ。


N
書籍の電子化は昔から言われていますよね〜。
自分的には今のところは本は紙で派です
まぁ、内容にもよりますが…。なので普及し始めている電子コミックスには一度も手を出したことがないですね「試し読み」…程度ならしますけど。

(趣味として…のレベルですが)マンガを描く立場としては、原稿もアナログ派です。「描いたぁぁぁぁぁぁぁ」という充実感がある完成原稿の紙の重さが好きです
確かにデジタル原稿は描くのは楽ですが、誰でも簡単に描けてしまう分、個々の技術というものが廃れていく気がするんですよね〜。ペンのラインの引き方、効果、スクリーントーン技術などなど…。

電子的な技術が向上する分、その人間自信の「技」とか「匠」的なものがどんどん世界から消えてしまっていくような??
生活は便利になるけれどちょっと寂しいですね

テレビのテロップはここ数年で爆発的に普及しましたよね。
確かに見る側としては画面に迫力があって面白さが倍増するかもしれませんが、最近は「やりすぎ」感があると思うのですが…
出演している人が喋ることを全て画面内に文字としてあげる傾向があるので


正直ウザイです



むしろ、そのタレントさんが面白いのではなく、文字表現が面白いのでは??と思わずにはいられないことも…。
だから最近はバラエティ系番組よりも見るなら淡々としたN●Kっていう気がするんですかね??


話は戻って、兎にも角にも「電子化」は良いとしても、最終的に生き残るのは紙??な気はしますけどね
「電池」とか「電気」が無くなったら(地球レベルでなくなるのではないとしても、災害などでそういうエネルギー供給が断たれている場合とか…)勝つのはアナログ(紙)です
地震が起きて電力供給が断たれても、たとえ電池が買えない状況になっても、家自体が無事ならこもってひたすらマンガ読みますよ〜



k
>>Nさん

書籍の電子化は、ようやく普及し始めたという感じでしょうか。
マンガを出版している所は電子コミックスに本気で力を入れているようですね。
アメリカでは電子化された本も普及しているみたいですが、朗読を録音した本も広まっているようです。
それなら長時間車の中にいる人や家で家事をしながらの人でも聞けますし。

新聞や雑誌などの一度見たら捨てられるようなコンテンツは特に電子化に向いていると思います。
僕にとっても本は印刷された文字の四角な配列だったり、
ページをめくることだったり、残りのページ数だったりが、
コンテンツそのもの以外で大事な部分かなと思ったりしています。

マンガのような絵がある本は紙質そのものや印刷の美しさ、エンボスなども美観として重要なので、
表示媒体によって質が変わってしまう電子データはちょっと避けたい所ですね。
でも、携帯のような機械でいつでもどこでも見られるというのも、
人によっては魅力的なんじゃないでしょうか。

僕自身はマンガを描いた事がないのですが、
絵を描くときは描いては修正し…の繰り返しなので、
下書きからペンを入れたり色を塗ったりする一発作業は
気軽にやり直しができるデジタルの方が便利そうな気がしてます。
その意味では生の原稿とか、あんなものを描けてしまう人は本当にすごいと思ってしまうのですが(笑)
トーンに関しては簡単さと種類の豊富さから言っても、デジタルの方が確実に良さそうですね。

時代が便利になるにつれて廃れていく技術というものはあると思いますが、
そちらに関しては悲観することもないと思いますよ。
今の時代、火の熾し方を知らなくても、竈を使えなくても、
食べられる植物と食べられないものを見分ける知識も、馬にのる技術も、
弓や槍を使う技術も、草鞋の編み方も、屋根の葺き方も、誰も困らずに生きていけます。

その替わり、車に乗れなかったり、携帯やPCを使えなかったりすると、
人によっては非常に不便になったり、仕事上致命的だったりします。
身につける技術の量と質というのは、中身は異なれどどの時代も基本的に同じレベルなんじゃないでしょうか。
ニコ動の「弾いてみたシリーズ」を見たり、同人活動をしている人を見たりすると、
「匠」とまではいかないまでも、世の中にはすごい才能と
技術を持っている人がいるんだなぁと感心してしまいます。

メモ(The value of humanity) 2009年08月07日

いつの時代も世界を守っているものは人と人との人間的な繋がり。
現在の世界を動かしているのは巨大な経済原理。

一騎当千の優れた能力を持った人間や、世界最高峰の知性達の多くが、
その全知全霊を経済的な価値の追求に費やす。

お金とは何か。
様々な見方があるが、抽象化された、代替可能な「汎用的価値」と言ってよい。
つまり簡単に言えば「自由さ」と言うことだ。
お金があれば、自分の望むことを望むままに行うことができる。
(もちろん望むものが市場にあることが原則だが)

ここである一つの問いを立ててみよう。
人間の道徳性を、世界を動かす基本原理にすることは可能なのか。

人間は純粋に個人自身のためでなく、
自分を含む共同体のために行動することができる。

有史数千年を経て、集落から町へ、そして地方国家、国家まで、
その共同体レベルが発展してきた。
グローバリゼーションの広がりと共に、国境は意味を薄くし始め、
共同体レベルは地球規模に広がろうとしている。

時代の潮流は、人間の道徳性を高める方向に動いていることは確かだけど、
人類が自らのエゴによって自滅するのとどちらが早いだろうか。
来るべき破局、つまりカタストロフィは突然に訪れる。
それは自然災害が引き金となるかもしれないし、戦争が引き金になるかもしれないが、
今この時にも起こりうる現実だ。

世界は…
人口が指数関数的に増大し、それが限りある食料と資源の枯渇を招き、
増大した人間の活動は自然修復ができなくなるほど環境を破壊を行っている。

高い意識を持つ人たちはこの問題を憂慮するが、
多くの人たちにとって、身近に感じられるレベルに迫らなければ、
これらの問題を意識することはほとんどない。

経済の原理は単純かつ明快だ。
「自分が得をすること」、これに尽きる。
努力の結果は金額という形で即座に反映される。

これと同じくらいシンプルで分かりやすい道徳原理を、
未来の人類は達成できるのだろうか。
それとも資本主義の現代に生きる僕自身が、
この経済原理に冒されて、その視点しか持つことができないのかもしれない。
たとえば人権、たとえば男女平等、たとえば民主主義、
そういった当たり前の概念が、
その昔にあっては時の権力に捕縛されるほどの過激思想だった時代があったように。

スポーツ選手が注目されるように、研究者が表彰されるように、
社会活動家が尊敬を受けるように、
経済人は雇用とサービスという社会の利益を生み出していることに対し、正しく評価されるべきだ。
だが、お金をたくさん儲けることが偉いことではないことが、
もっと理解されなければならない。

未来の人類は、財産や能力によらない、
新しいかたちの人間的価値を評価するようになるだろう。

***************

百年後、千年後の人類が、今という時代をどのような視点で眺めるだろう。
僕たちが古代ローマの興亡をを愚かしく思うように、
今の世界のありかたを未来の人たちは滑稽だと思うに違いない。

文化的価値は時を経て残るもの。
この時代は未来に何を遺すのだろうか。



N
自分たちが生きた時代が歴史の教科書に載る時代がくる……その時代にまた生きてみたいですね〜
……ってその頃人間生きてるんですかね?環境問題とか政治的問題とかいろいろ抱えてますが…

「エコ」とか「自然保護」とか色々活動していますが、本気で地球環境のこと考えるなら(会社なら)事業をやめればいいじゃん…と思うわけで。
それが出来ないことろが、人間は根本的に「欲」を捨てられない自分保身な生き物だなぁと思います

とある雑誌に載っていたコラムで、
「国民が幸せになる国づくり」をしている国の話がありました。(多分ブータンだったような??)
国民総幸福量」だかという指数があるそうで。国民に「あなたは今、幸せですか?」と聞くと、9割以上が「はい」と回答するそうな。
結果的に経済成長もちゃんとしてるみたいですよ??
そういう、本気で国民を思う国づくりをしてほしいものですね。


……ってコメントになっていないような…


k
>>Nさん
そうですね〜、その頃は人類が滅びていたりして…。
はたまた宇宙進出してコロニーで生活してたりして(笑)

まぁ事業をやめると生きていけないですからねぇ。
それをしつつ、人類が生き残れる選択肢があるというのが、
現在の唯一の希望になるのかもしれませんね。
たとえば環境問題など無視して工業的発展を追求していた1970年代に、
ローマ・クラブというシンクタンクが「成長の限界」というレポートを出しています。
その内容はざっくりとまとめれば、
「今世紀の急激な人口増加によって資源は枯渇し、
 このまま何の措置もとらなければ、ある日突然世界経済が破綻をきたすだろう」
というものでした。
一日で2倍増える蓮の池を喩えに出すまでもなく、
20〜30年で倍増していた人口を考えれば当然の結果ですが。

資源の問題は技術の発展によってある程度緩和されますが、
現実はそれを上回るスピードでそれらを食い潰しています。
とはいっても全ての食料や資源を、本当に平等に配分すれば、
現在65億から70億と言われる人類を全て食べさせていくことは不可能ではないようです。
貧富の差が、それらを阻んでいる大きな要因で、
豊かな日本に生きる自分はなんて(物質的に)恵まれているんだ!と思ったこともありました。

ブータンですが、国家的な戦略として資本主義的なものを入れないのと
技術的発展を必要最低限のものにする事、そして
国民全てに仏教を基本とした倫理観が確立している、
といった要因が、国民総幸福量が高い理由として挙げられます。

残念ながら日本は世界有数の経済国家でもあり、
価値感を統一できるほど小さい国でも、
外国からの情報をほぼシャットアウトできるほどの規制があるわけでもありません。
そういった国にはそういった国としての国造りがあるんでしょうね。

最近だと大前建一氏の提唱する道州制なんか面白いなと思います。
民主党マニフェストにせよ、自民党の政策にせよ、
(そんな2次的な内容でどうこうするのも必要ではあるのですが)
なんでもいいですが政治の不信が、その透明度の低さにあることを、
そろそろ気付いて誰か何とかしてくれないものでしょうか。

原因は分かっているのだから、あとはそれを実行できるだけの
意志と能力を持った人が出るのを待つしかないのか…。

ないとめあ  2009年07月31日

今月は毎週2回のゴミの日がこれほど待ち遠しかったことはない。

・思い切って部屋のレイアウトを変えてみる
・自分の持ち物を全チェック

をしたら、大量のゴミが出た。
今まで奥深くしまってあったものや、
捨てられずにとってあったものがこんなにあったとは…。

時間が相当かかり、自分は整理整頓が苦手なのだと改めて思った。
片づいている状態は好きなんだけどなぁ。きっとそのセンスがないんだろうな。


ところで寝て起きたらこんな時間だった訳だが、
目を覚ましたのは悪夢のせいだった。

夢はちょっともう会うことはなさそうな知り合いが
特に脈絡もなく何組も突然うちに訪ねてくるというものだったのだが、
夢の最後があまりにひどくて、気分が悪くなって目が覚めた。
    
自分がこういった夢を見る時は、たいていプレッシャがかかっている状態が多い。
うーん、ストレスが溜まっているんだろうか。




b
久しぶりー

・・大丈夫?
悪夢で目が覚めるって、ちょっと危険なかおり。
俺が夜中に目覚ますのは、飲みすぎか、蚊がうるさいときくらいだ。笑

なんかずいぶん会っていないね。
久しぶりに会おうか?


Y
うわ……いんへるの、だね。

ストレス、ストレス!
もー、みんなストレスのせい!

または「太陽が眩しかった」せい!笑


k
>>b
おっす。ひさびさっ

悪夢というか途中までは全然普通の夢だったんだけど、
最後だけ予想もしなかった展開に。

電気点けて寝てたりとか、生活時間帯が不規則だったりとかで、
眠りが浅くなっていたのかもしれないね〜。
夢を見るのって眠りが浅いときだし。

飲みに行くのでもご飯でも、連絡くれればいつでもおk!

k
>>Y
そうですよ、へぶんに行きたい気持ちです(これはちょっと危ない発言かも…)
Yも本番まであとちょっとだし、今が一番ストレス溜まってるんじゃない?(笑)
そう、きっとみんなストレスのせい!

最近は眩しいというか、太陽の活動が激しくてやる気がでません(違)


F
お片付け等々、お疲れ様です〜。

ナイトメア…、
実は、わたしも最近 3日間連続で見ちゃいました。


偶然かもしれないけど、わたしは寒いくらい涼しすぎる日に
 変な夢みてる気がする。
ナイトメアの後の朝って、なんだかスッキリしないよね。


k
>>Fさま
自分を変えるにはやっぱり環境から、みたいな感じで始めたけど、
いつまでたっても終わらないです…。しかもまだあと少し残ってたりして。

3日連続か〜、負けた!!! いや、勝負じゃないんだけど。
そうなんだよねぇ。そんな日は朝からスッキリしない一日中その気分をひきずっちゃうし。
Fさんの夢は寒気と連動しているのかも?それとも寒さに嫌な体験が