森博嗣 2008年03月16日

この3ヶ月ほど、森博嗣という作家の作品を集中して読んだ。
この人は主に、ミステリー作家として知られている。
S&Mシリーズ、Vシリーズ、Gシリーズ+短編数冊を1ヶ月ほどで、
スカイ・クロラシリーズ、モリログアカデミィ、
浮遊研究室その他非ミステリーものを2ヶ月程度。
全部でおよそ50冊程度になるだろうか、
この人の本を全部、と言わないまでも、大部分は読んだだろう。
僕としては、S&Mシリーズが面白いと思った。
他のシリーズはまぁ、惰性で読んだというか…。

この人の本を読んで感銘を受けた、ということはほとんどなかったけど、
暇で読むくらいなら悪くはないなぁと思った。
特に他人に勧めようと思う程ではない。
ただ、考え方や視点のユニークさという意味で、
非ミステリー作品を読むのはありかなぁと思う。

この人の本を読んで僕が強く思ったのが、
ものの考え方や価値観の置き所に親近感を感じるということ。
一人が好きで、工作が好きで、
原理・原則からものごとを思考する点なんかは、
よく似ていると思う。
この人の本を読めば、僕の考え方が分かる…かも?

あと、経歴が面白い。
大学の教官と平行して作家活動をしていたらしい。
教官はもうやめたらしいが、作家活動も縮小して、
今後は趣味の世界に生きていく方向にしていくようだ。(いいなぁ)
しかし、よく研究と平行してそんなことができたものだ。
だいたい、作家になったのが35歳を超えてからというのが面白いね。
まぁその年齢だからこそ、というのもあるのだろうが。
自分を決めるのは、自分だね。年齢は関係ない。



b
久しぶり!

森博嗣、僕は2年位前にはまって随分読みました。
惰性でw

彼の作品は面白いのだが、彼の作品ばっかり読んでいたら飽きてしまったよ。


k
ひさびさですねぇ。
2年前といえば、まだ学生だったときだね。
bobもけっこう多読な人だけど、本をたくさん読む人ってだいたい
気に入った作家の本は読み込んじゃう気がします。
一つ面白い作品があると、これと同じ位面白いのが他にもあるかも!みたいな感じ。
この人の作品はテイストが似ているから、たまに読むぐらいがいいのかもね。

いつかbも彼みたく、仕事のかたわら金融ミステリでも執筆してみて下さいw


b
そうなんだよ。
気に入った作家の本は読んでしまうね。
外しがないことを期待するからね。

金融ミステリは無理。
てか、そもそも執筆は無理。
つまらない人間だからねw


k
年を取るにつれて、本を読む時間が
とりづらくなってきているのが痛い所だよね。
面白い本はまだまだたくさんあるんだろうけど。

あと、これはという本をじっくりとっくり読むのもやりたいものです。
書店に行くと、新刊の雑誌と本の数に圧倒されてしまいます。