walking around 2007年12月07日

意志がなくなるよりは、死んでいるほうがましだ。
心乱されるよりは、むしろなにも感じない方がいい。
目を伏せるぐらいなら、暴虐であることを選ぶ。


僕が一連の出来事を選択してから、もう3年が過ぎたことになるのかな?
自分の中にそれを支えるものが無くなってしまっている。
僕と、僕自身を支えるものはまだ生きているけれど。
失われたものは何?
僕はどうしても納得できない。
そういうところこそが、恐らくは傲りと慢心なのだろう。
僕自身という境界にどれだけの意味があるのか。
彼と僕を分けるのは、僕。
自分という実体は存在しない。
僕の精神も、肉体も、流れさってしまうもの。
僕の心は、現在というこの瞬間しか成立しない。
過去は現在にあり、現在こそが未来。
僕の体は、常に激しい分解と再構成にさらされている。
骨も、筋肉も、脳細胞も、分子のひとつひとつにいたるまで。


失われていくであろう情熱に対して、
ロマン・ロランジャン・クリストフを読みたくなった。
人生を戦い抜いた名も無き英雄の、その全生涯の物語。


N
社会人になってはや●年。(←とりあえず伏せてみる)
それこそ自分の場合は高校を卒業した時点から何も一歩も進んでいないし、そもそも「自分は何をしたいのか?」という情熱が無くなっていますね。
ただ生きているだけの大人にはなりたくなかったけれど、そうなってしまっている自分がそこにいるのが現実。

ん〜人生に「目標」とか持ちたいですね、確固たる。

ジャン・クリストフ」、純文学とか洋書ってホントに読まないので全く知らないです。(スミマセン)
amazonのレビューを見たら好評価でびっくり。
アホな本ばかり読んでないで、たまにはマジメな本を読んでみろ!ですね。脳みそぷりんになります…

F
ロマン・ロランジャン・クリストフ
読んでみたいな。時間かかるかなぁ・・・。
でも、読んでみようっとー。

k
>>Nさん
確かに早いものですねぇ。何気にのすけさんと知り合ったのはそれよりさらに前!ですものね(笑)
しかし人間ってのは目の前のことをこなすのが精一杯だと思いますよ〜。
できることとやりたいことをちょっとずつでもやっていけば良いんじゃないでしょうか。
自分もなんとなく、今のところに居る気がします。自分で選んだ道というのは間違いないですが。

ジャン・クリストフは長いお話なので、興味で読むにはきついかもしれませぬ。
自分は外国文学に興味があったのでたまたま読んでみただけで。
amazonのレビュー…ですか…
こんな固っ苦しい本を読んで、しかもわざわざレビューしようとするようなヤツは、
きっと高評価しかつけないに違いない!(偏見)
僕的には内容の力強さはともかく、訳が悪いのか文章自体は読んでて酔いそう(気持ち悪く)なりました。
この人の他の本は大丈夫だったし、こんなのは後にも先にもこれが初めてだったのですが。
古い本は時代設定もそれなりに古いので、現代に即した名作ってのを読んでみたいものです。
そうすればオススメできるのですが

k
>>Fさん
量でいうなら戦争と平和に匹敵するのでそれくらいを覚悟してくれ!

そうですねぇ、主人公のクリストフは1人の人間として激動の人生を歩むわけですが、
大学1年生のときに読んだときにはストンと理解できなかったところも、
いろいろぐちゃぐちゃしたものも味わって社会の入り口に入り始めた?今なら
分かるぐらいになったところも増えてそうです。
作者のロマン・ロラントルストイを敬愛して已まなかったけど、
トルストイがピエール・ベズーホフを通じて精神の遍歴を描いたように、
クリストフを通して不屈の生命を描いているんだと思いましたよ。

N
amazon…確かに評価は良かったです。
こんなおカタい本を読む人自体がレアなので、読もうとする時点で高評価することは目に見えてますな。わざわざ時間を割いて読んで「悪かった」と評価する暇人はそういないでしょう

そうそう、先日整理ついでに昔の手紙を読み直したら、kさんこれから高校受験とか書いてあったので月日の流れに吐血してました。

O
なんかあったのかい?
悩みがあったらいつでもきくよーー^^

k
>>Nさん
うわー、高校受験ですかー・・・!
というか、まだその頃のお手紙をとって頂けてられていることに感激です!!!
ありがたや。
まぁ整理とのことなのでもしかしてもう処分されてしまわれたかもしれませんが…(笑)

あの時期は自分にとってもかなり節目の年で、環境も人間関係も相当変わりました。
東京に出てきたことが一番でかかったかなぁー。
地元の高校に行っていたら、間違いなく今とはまったく違う人生を歩んでました。
うぅっ、それにしてもお手紙をいただいたのも関わらずお返事できておらずすみません
汗と涙とがまじり合って滝のように流れております…

k
>>O
うーん、何かあったというよりは、いつもこんな感じなのですわ。
悩みかー。心配かけて悪いなぁ。
まぁこんなこと書くのが趣味みたいなものなのです。戯言と本音の中間あたり?
たとえば、誰か俺が生きているかどうか教えて下さい、みたいな。

N
まだ処分してないですよ
基本的にスタート時からとっておくタチなので。
(でも縁が切れたら問答無用で処分する潔さもありますが)

手紙は思い立った時にゲリラ的に書いているのであまり気にしないでください
ストレス発散?とか気分転換?みたいな感じ??(捌け口にするなよ)

k
>>Nさん
いやいや、郵便受けにお手紙が入っているのを見たときには、
いつもテンションが2段階か3段階ぐらい上がってますよ。
そして必ずどきどきしながら開けてます。