車で爆走 (2006.09)

おそらく10年近く通う事になるだろう我が******こと***大学******キャンパス。
その上を160kmオーバーで爆走!!!(実際に動いてるよ)

へぇ〜、こんなことも出来るんだ!?
ってことで以下。ちょっと地図の表示が遅いかも。
http://tech.nitoyon.com/javascript/application/racing/1/
場所の指定は説明を参照してください。


さて以下は真面目な話。
googleとはご存知の通りスタンフォード大学で博士課程に在籍していたラリー・ページとセルゲイ・ブリンが設立した会社。
その2人にエリック・シュミットが加わり、この3者が役割を分担しつつgoogleを強力にリードしている。
この会社の面白いところといえば数限りなくあるんだけど、例えばお菓子が食べ放題(もちろん無料だよ:以下同様)会社の中に歯医者さんがあったり、フィットネスジムかあったり、マッサージルームがあったり、会社専属のコックがランチを作ったり、社内はおもちゃだらけだし、セグウェイで走ってる人がいるし…ととにかくユニーク。
簡単に言うと社員がこれ以上なく楽しく快適に働けるように、あらゆるサービスが整っている。
これはなぜかっていうと設立者の二人が博士課程在籍中の開発を通じて検索エンジンの会社を設立したこともあって、大学の自由な雰囲気を持った会社にしたかったからだそうだ。
中は他同様いろいろあるだろうにせよ、外側からみると技術者にとってこれ以上ない環境のように思える。

この会社をどう評価してよいのか専門家でも分からないぐらいなのだが、僕も「莫大な利益を出しつつも利益再優先ではなく研究開発に力をそそいでる」、「研究開発に多額の利潤を注ぎ込んでいるにも関わらず莫大な利益を生み出し続けてる」とどっちを言えばいいのかさっぱりだ。
この会社の主要なスローガンに「Don't be evil」邪悪になるな、というのがあるのだが、それはサービスの利用者にとって如何に良いもの、楽しいものをつくるか、と直結している。まぁこれは毎日使うgoogleの機能を見れば一目瞭然なはず。会社が大きくなったので今後も色々出てくると思うけど、カスタマーから見ていわゆる「卑怯」なやり方、例えばmicrosoftとかsonyとかの囲い込みみたいなのはしないように思う。今のgoogleは純粋にみんなが使いたい、と思うNo1機能たちで成り立っているのはその結果だ。
その他のやり方や仕組みについてもホントにへぇーなるほど、と感心してしまう。

さて最初の話題に戻ると、上のmapが動くのも開発した地図を動かす部分をオープンソース化したからで、それを上記のサイトの方が使ったという訳。確かに、ゲームとしては面白くもなんともないけどリアルな場所を実際の速度で走るという感覚はとても刺激的だ。
常に面白いもの、楽しいもの、便利なもの、使ってみたくなるものを開発してるのがgoogleだが、こういう所は学生から起業した2人ならではだと思う。今はネット上であらゆる図書館の本が閲覧できるprojectを進めているし、これによって活字のあらゆる過去の遺産がPCの前にいながら見れるようになりそうだ。専門の論文やら絶版の書籍も読めるんだよ?できたらすごいよねぇ。
人が持ったらおかしくなりそうな金額を稼いだだろう彼らがそれに囚われずにいるのは、そういったものを本人達が誰よりも使いたいと心から思っているからだろう。

この会社がもっとも力を入れている事の一つが優秀な人材(頭脳)の獲得というのも宜なるかな、だ。この会社はもっと伸びていくんだろうなぁと嬉しくもあり、うらやましくもある。