逃避 (2006.12)

やらなきゃいけないことから目を背けて、
何かに逃避するのは楽なものだ。

けれど、大事なこ20代という若い時間を、
ただ漫然と、ひとりよがりな遊びに使うことに、
心が痛みます。

僕を動かす原動力はどこへ行ったのだろう?
恐れて、逃げて、
何のためにやるのか分からないことを、
きっとまた逃げ出してしまうことを、
もう一度挑戦することに価値はあるんだろうか。

自分が納得しなければ歩き出せない。
それが僕のわがままだと分かっていても、
どうしようもできないのだ、
誰か心を任すことのできる人の助けがなければ。

人は一人では生きられず、
僕はもう、誰かの助けなしには立ち上がれない。


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Ys(イース)というゲームがある。
年末にイースオリジンというゲームが出たが、
まぁまぁ面白かったと思う。
ただ、聖剣3のように同じルートを3回も繰り返させられるのは
ちょっとしんどかったけど・・・。
これまでのシリーズで、イース1,2、フェルガナ、ナピシュテム、
とやってきているものの、どれもアクションRPGとして
良くできていると思った。
第一にストーリーが良い。長さも、まとまりも最近のゲームとは
比較にならないぐらいバランスがいいし。
(1,2は古いのでそれなりにそういう感じがあるけど)
見せ場もしっかりしていると思う。
特にクライマックスに向けての盛り上がりはなかなか。
システムについてはアクションの要素があるので、
そういった操作が苦手な人には向かないかも。
まぁでもeasyモードがあるので、それほど問題じゃないけど。
何よりも、ファンタジーの王道なのがいいね。
冒険、仲間、古代文明、陰謀・・・
僕にとってワクワクするような要素が詰まっている。
次にナンバードシリーズで、続編が出るのはいつなんだろう。


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コードギアス
なんか雰囲気的にオタク&腐女子(失礼)をねらい打ちした
作品のようだと思ったので敬遠していたのだが、
(だって作調がSEEDみたいだったから・・・SEEDはひどかった)
最近まとめて見たら意外と面白い作品なことが分かった。
主人公がルルーシュ、通称ルルと呼ばれているが、
(女みたいな名前だ)いわゆる超天才キャラ。
これまでのものとちょっと違うのは、たとえばデスノートのライトと
同じように、信じるもののために悪を行うということか。
親友のスザクが通常の主人公キャラの性格をしている。
キャラデザがCLAMPなんだよね。
人物はほとんどSEEDっぽいけど(アニメにしやすいのか?)
よく見るとルル以外は全員CLAMPっぽいキャラしてる。

ルルーシュ目的のために手段を選ばず計画を実行するが、
その過程のなかで生まれる様々な結果によって、
若いルルの心は揺れ動き、試され、決意を強くする。

これがどんな終わり方をするのかいまのところ予想がつかないけど、
主人公がめっちゃ不幸になりそうな予感。
孤独と絶望の果てに・・・みたいな。

そういえば、エヴァの新劇場版、どうなってるのかなぁ。
公式サイトによると4部作の1本目が今年の夏に出るみたいだけど。
あれから10年かぁ。当時はエヴァに乗れる年齢だったのに、
なんか不思議な気分。

さらにそういえば、コミックはまだ10巻だよ・・・
確か綾波がいっぱい出てきたところ?早く完結させろよ、みたいな。



(2006.12)