関係との関係、キルケゴール(2007.07)

バイバイと言われても響かない
時間や距離は関係ない
あんたは所詮それだけの女さ。
周りに流されて生きるだけ。

いくらめいっぱい粧ってみても
からっぽの中身は丸見えだよ?

かわいそうだね
思いを伝える、勇気も度胸もないなんて。 


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高校時代の友達は、
僕にとって出来すぎた宝物たちだ。

誰もが優れているわけではない。
尊敬できない、そんな面を持った友もいる。
けれど、誰もが戦っている。
自分を見つめ、心を見つめ、傷付きながらも生きている。

大人になることは、コンクリートのように
心を固くしてしまうことではない。
傷付きやすい、そのままのこころで、
苦しみながらも生きていくことなのだ。、

同じ戦場で戦うものは、
不思議な共感と愛情を覚えるものだ。
僕らは同じものと戦っている。
遙か高みと、虚無の深淵が
一瞬一瞬にせめぎ合う激しき戦場の中で。


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今の生活も慣れてきた。
けれど、夢はまだ夢のまま。
僕はあの人に応えたいがためにこの道を選んだのだ。
ただ、その恩に報いたい。

これほどちっぽけな僕でも、
届けば喜びをを生み出せるのだろうか
この歪んだ、情けない僕でも…

この思いと、この決意だけが絆。
それなくしては僕は崩壊するだろう。
生きる屍と化し、淀んだ淵に沈むだろう。

僕は生きたい!あなたのように
人々の心に、希望のともしびを、
ともし続けるあなたのように。



(2007.07)